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2008年10月30日 (木)

顔面神経麻痺④ 麻痺の不便編

9月27日(土)に左の顔面神経麻痺になったのだが、不便なことがいっぱい。

①左目が完全に閉眼出来ない。
②左目の瞬きが出来ない。
③左目の涙があまり出ない。
④左唇に力が入らない。
⑤左側の舌の味覚がない。
⑥左側の唾液が少ない。
⑦左の聴覚が、やけに敏感。
⑧左側の顔が強張って痛い。
⑨おまけ 左手が微妙に不自由。

さて、これらのことで、何が不便か

①左目が完全に閉眼出来ない。

まず、目が閉じないので、顔にかかった水分は、全て目の中に入ると思ってください。
その結果、そのままでは、洗顔が出来ない。洗髪が出来ない。
では、どうやってやるかというと、片手で左目を押さえながらやります。
それでも、目の中に石鹸や水が入ってきちゃうので、洗顔は、左目の周りだけを避けて洗う。
髪の毛は、顔に水がなるべくかからないように、それでも、顔には水かかかるので、手で目を押さえながら、洗髪する。

これだけやっても、目に水は入ってくる。

さらに、完全閉眼出来ないと、寝るときに困る。
なんたって、開きっぱなし。
睡眠中は、点眼なんか出来ない。

で、登場するのが、眼軟膏。
これを目に塗って・・・

マイクロポアという、比較的かぶれにくいテープで毎晩、上下のまぶたを、ぎゅっと寄せてくっつけて固定。

閉眼出来ないと、本当に不便です。

ちなみに眼軟膏を塗ると、とっても目が楽なのですが、塗った後は当然のごとく、カスミがかかって、よく見えません(ーー;)
そして、朝、瞬きが出来ないので、この眼軟膏を取り除くのがとても大変でした。

②左目の瞬きが出来ない。
③左目の涙があまり出ない。

これもきつい。
まず、左目が常に開いているのに、涙もあまり出ない。
たまねぎ切っても、右目は涙があふれるのに、左目は出ないし、何故か痛みもない。

人間の目は凄い。
瞬きによって、目の涙の量を調節してる。
多すぎたら、瞬きであふれさせて、丁度いい量の水分を目にとどめておくらしい。
左目は、点眼で水分を入れているのだけど、瞬きが出来ないので、入れた直後は多すぎる水分で、物がゆがんでよく見えない。
点眼しないと乾燥で目が痛いので、結局、しょっちゅう点眼してた。

そこまでしても、1日の終わりには、目が痛いうえに、物凄い疲れる。

右目も左目をかばうのか、痛い。
右目だけの瞬きって、結構右目のまぶたに負担がかかるらしい。
1日中ウィンクしてるようなものだからかな?

そんなこんなで、外なんか出ちゃうと、目が辛くて、痛くてだめ。
そして、パソコンなんて、無理。
どっちにしろ、目の水分調節が出来ないために、左目のピントがよく合わず、あるいは、かすんでいるので、物をしっかり見る気がうせる。

ちなみに、こんな状態で長時間テレビを見ていると、夕方頃にはもの凄い頭痛がしてきます。
読書はあんがい大丈夫だった(^^)v

④左唇に力が入らない。

これも、大変。
麻痺側に水分が来ると、すべてダラダラとこぼれる。
つまり、食べ物を、健常な右側の口の奥へ入れてあげないと、飲食できない。

どういうことかというと、コップやペットボトルなどから水分が飲めない。
味噌汁も飲めない。

で、これらの物を飲むにはどうするかというと、ストローの登場。
つまり、水分は全てストロー使用。
知ってます?ストローって耐熱温度が90度のが普通に安くあるんですね~♪

そして、一番困ったのが、口を閉じて普通に食べようとすると、麻痺した左唇の内側を必ず噛む。
何度流血したことか (T-T)
その結果、左の口は口腔内を含めてあまり動かさないように食べる。
左唇は、閉めると噛みまくるので、開いて食べる・・・

マナーとは程遠いな( ̄- ̄)っと思うと同時に、音を立てずに食べるマナーって、差別だよなって思わずにはいられなかった。

右側のみを使用して食べるので、口の中に入れる量は、必然的に少しずづとする。
さくらんぼ位の大きさ位の量ねd(^-^)
多く入れて、麻痺側に食物が回ると、また噛んで流血しちゃうから。
そういえば、餃子みたいに、少量すぎると中がボロボロ出てきちゃうような、ある程度の大きさにかじらないといけない物は、食べづらかったな~。

そして、大きな口を開けても、左の麻痺側が開かない
ハンバーガーがかじれない~。
ついでに、大きなスプーンも、左唇で、ぬぐうことが出来ないから、使えない。
だから、箸でつかめない物は、小さなコーヒー用のスプーンで食べるしかない。

そういえば、割り箸はダメでした。
割り箸のように、箸先が太いと、ご飯を少量だけ取ることが出来ないし、口に入れた後のご飯離れがよくない。

⑤左側の舌の味覚がない。

味覚は、右側の1/3程度でしかはっきりと感じない。
正常部分1/3だけだと、食べてて、美味しいとかは分かるんだけど、料理してて微妙な味加減がイマイチなんだよね~。
あと、麻痺がきてる部位は、熱い!って感覚が鈍くて、気をつけないと、舌を火傷しちゃう。

⑥左側の唾液が少ない。

とにかく、水分をしょっちゅう飲んでないと、舌がヒリヒリする感じと口の中の左側が気持ち悪くていやでした。
でも、歯を磨くときは、口の中に唾液があまりたまらないから、長時間磨きやすかった。

⑦左の聴覚が、やけに敏感。

これは途中で気が付いたんだけど、食器を洗ったり、片付けたりするときに、カチャンってちょっとでもぶつかると、響く響く(>o<")!!!

タイルの上に金物を落とした音が響く響く!!!
まるで、耳のすぐそばで音がしてるみたいで、響いてうるさーーーい。
目覚ましのピピピって音も響いてうるさーーーい。

最初のころ、食器を洗ってる時に、食器のぶつかる音にびっくりして、ビクッとして更に食器を落っことして、割って更に大きなカチャンの音立てて、何回自爆したことか・・・・(ToT)

ってことで、高くて、響くような音が物凄くうるさく感じる。

⑧左側の顔が強張って痛い。

これは、顔の筋肉が動かないので、ほっとくと拘縮しかけてきて、触ると非常に痛い。
しょちゅう手でマッサージしてほぐしてあげないと、左の麻痺側の顔、全体が痛い。マッサージしてほぐしてあげると、痛みは取れてくるので、本当に動いてないんだなぁ~って、実感。

ちなみに、マッサージと言っても、痛いところを指の腹で、筋肉注射した後をもむ要領でグルグルと揉み解すだけ。
日にちが経ち、動いてくるにつれ、痛いところ=拘縮しかけてきてるところ がだんだんと減ってきます。

ただし、下が骨だと表面のマッサージで痛みが取れるんだけど、下が空洞(鼻とか口)のところは、それではだめでした。
頬や唇辺りの場合は、口の中に指を入れて、表と裏から肉をはさんでマッサージするのが効果的~

そんなことで、左顔面全体を自分でずっとマッサージしてました。(TVもダメだし、何も他にすることなくて、暇だったからね。)

⑨おまけ 手が微妙に不自由。

これはね~・・・・。
手に麻痺がきてるわけじゃないから、変だと思うでしょ?
ところが、目がよく見えないからなのか、何なのかわからないんだけど、左手で物をつかんだり、なんかする時に、力加減とかが、微妙に不自由。
別に麻痺がきてるわけじゃないので、心理的なものか、何なのか・・・?
左手が左側の顔の麻痺に連動してるみた~い(-o-)

 

こういうのって、なってみないと分からないもんだね~・・・・・。

つづく

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コメント

詳細なレポート、とっても参考になります。ハイ!

投稿: 赤ねずみ | 2008年10月30日 (木) 12:04

辛さが伝わってきます。。
「回復編」お待ちしてます~。

投稿: 赤いすい星 | 2008年10月30日 (木) 13:14

赤ねずみさんへ
いや~、なんと言いますか、こんな経験はそうそうするもんじゃないので、自分の状態をおもいっきり観察しちゃいました~。
命に別状はないから、深刻度は低かったので、お気楽でした(^^)

  
赤いすい星さんへ
あっ!ダメじゃん!明日の題名、図星~(-o-)
心配してくれてありがとね~(@^^)/~~~

投稿: きょうちゃん | 2008年10月30日 (木) 16:45

顔面神経麻痺になって徐々に回復してきたのですが(一ヶ月くらい)
最近音がひびくようになってしまいました。
色々見ていて そういった症状があるのは
知っていたのですが 途中からという例は見当たらなくて‥

「途中で気付いた」とゆうことなのですが、他の症状とは遅れて出てきたといった感じではなかったでしょうか?

病院に通う段階を過ぎて出来きてしまい心配しています。
耳が響く症状は治られましたか?

原因が不明と言われる病気だけに
お医者さんは分からない、多分大丈夫といった感じで不安になる一方だったので
こういったブログが見れると気持ちが
落ち着きます。感謝してますhappy01

わたしは重度なのですが それでも
顔の動きはましになってきました!

投稿: RIO | 2011年10月 3日 (月) 14:10

RIOさん、お返事が一ヶ月以上もかかってしまい、申し訳ありませんm(__)m
最近、ブログの更新をサボっていたので、みのがしてしまっていました。

いまさらではございますが、お返事をさせていただきます(^_^;)

耳が響くといった症状なのですが、私の場合、何もしていなければ、おそらく気が付かなかったかもしれません。

というのも、ブログ内でも書いていますが、お皿を洗っていた時に、たまたま、お皿同士が当たる「ガチャン!!」といった、主に高音に近い音が、凄く響くのですね。

で、もちろん、顔面麻痺が回復にともない、そういった事もなくなり、今は、耳に関しては問題ありません。

ただ私の場合、味覚に関しては少々後遺症が残りました。
麻痺側では、酸味の感じが弱いのと、キウイなど、食べると「キーン」とする果物が、麻痺側では、より激しく嫌~な感覚として強調されます。
あと、麻痺側の上あごも部分も、感覚がちょっとにぶいです。

と、いうことで、美味しく味わうものについては、麻痺しなかった側(右側)で味わう癖がついてしまいました。

あと、顔につきましては、しゃべるときに、どうしても麻痺側の唇の動きが悪く、左右対称に口が動いていないとか、口を強く結ぶと、連動して麻痺側の目がどうしても少し閉じてしまうとか、麻痺側のまぶたは軽く目をつぶった時、少し開いてしまっています。

ま、後遺症としては、こんな程度ですかね。
癖だと思えば、苦にはなりませんが、疲れると、麻痺側のおでこ~首の動きが悪くなるせいか、マッサージが必要だったりもしますが、慣れてしまいました(^O^)/

投稿: きょうちゃん | 2011年11月17日 (木) 21:07

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